1983年型BMW R100RSで、ほぼ1日中走行してみました。

1.高速道路と一般道で12時間程

 概ね時速100キロ程度、回転計で3,000回転辺りで高速道路を淡々と定速巡行です。
 走行中は、ヘルメット周りの風切音が鬱陶しいと感じたり、それをいつの間にか忘れて時々思い出しながらの走行って感じです。
 基本は走行車線キープで、制限速度にも達しない速度で走行している遅い車が前にいる時だけ追い越し車線に出て速かに追い越し終了と言う道交法に則り、次にバッグミラーに追い越した車両が全部写ったら走行車線に戻ります。

 (走行車線に車が走っていなくても、追い越し車線を延々と走り続ける車両を時々見掛けますが、それは道交法の追い越し規定を知らない事を自ら周囲にアピールしているのと同じです。運転技能はあっても道交法を知らない、或いは尊守しないのでは無免許で車を運転しているのと何等変わりません。別な言い方すれば無知に見える運転です。)

 追い越しする際ですが、とても力強い加速力を示す1983年型BMW R100RSです。その力強い加速力が気分良く、少し具体的に表現しますと、アクセル開けるのと実際の速度感が繋がる感覚が、精神的に非常にスッキリ爽やかって言う気分良さなのです。ハーレーの加速感の気分良さとは又違った比べられない別な物です。

 100キロ程度で巡行し続けますと、身体を直撃する風が疲労を強います。しかし、このバイクは市販車で初めてのフルカウル、つまりはバイク前面を全面カウルで覆うデザインで販売されたバイクです。カウルから飛び出る首から上しか風が当たりません。ですので、風による疲労の度合いは少し遅れてやって来るとでも言う表現が近いかもの風の影響が部分的なんです。つまりは風以外の影響による疲労が小さければ、いつ迄も走っている事が出来そうに思えてしまうバイクって訳です。

 このバイクもマツダのロードスターと一緒で、エンジン回転が3,000回転を越す様な巡行を始めますとガソリン消費が早まります。しかも3,000回転以上の走行感覚も非常に気分良い面が強く、ついつい「もっともっと、このままこのまま!」と言った気分になりがちなのですが、財布の為にも自粛です。

 このバイクのシートですが、尻だけに体重が載る訳ではなく、内腿にも全般的に体重の負荷が分散される印象で、12時間走行中、どこかが痛く辛くなる様な事はありませんでした。それはやや前屈みの姿勢で乗り続けるからだと断定です。

 ところで、自分は船に酔うのと高い所が怖いのを克服したいと長い間思って来ていますが、加齢のせいなのか、高所は更に駄目さ加減が強くなってる昨今です。首都高も地味に高所をくねっていますが、もう全く駄目です。関東でも関東平野を突き抜けますと谷間を渡る高速道路です。もう嫌で嫌で堪りません。具体的には身体が硬直します。肩に力がついつい入ってしまいます。そうなりますとバイクのハンドルを抑え込む様な結果になり、動きにしなやかさがなくなり、危険です。その都度ハッと気が付き、肩の力を抜き、又知らぬ間に硬直してしまう!と言った事の繰り返しが続いてしまいます。そうした高所も何等変わりなく走り抜けるライダーはとても羨ましいんです、実は。

 因みにですが、マツダのロードスターの場合には目線が低い事もあり、高所を走っても壁しか見えずに谷とか下が全く見えないので平気なんです。

 一般道の山道クネクネ道路もハーレーの様に大きなバイクでない1983年型BMW R100RS はクイクイ曲がって走り抜ける事が出来ます。車重もハーレーより遥かに軽量なので、運転し易い面は多分にあります。しかし、そうした一般道でも高い所があちこちです。それはそれで眺望も良く、風景的には申し分ありませんが、身体を硬直させてしまう自分なのです。
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2.高速道路オンリーで11時間程

 同じ1日中走り続けた場合ですが、一般道と組み合わせた距離数よりも多少短い走行時間で距離はより多く走ります。

 高速道路ですが、流れが良く、交通量も比較的落ち着いている様な状況であれば、何時頃にはどこどこ迄行けそうだなと時間が読めるバイクが今回のバイクです。

 渋滞の続く街中を走っては止まりを繰り返す様なバイクではなく、時速60キロ以上の道路環境でずっとタフに走り続けるバイクが1983年型BMW R100RS と言うバイクです。

 しかし、その為にはタイヤの空気圧を常にしっかり管理しつつ、エンジンオイルの量にも目を配り、ガソリンタンクの中も時々見つつ走ると言う、昨今のフューエルインジェクション化されたバイク、電子化されたバイクではなく、昔の様にバイクを扱う者が、常に「バイクからの呟きを聞き逃さない様に」乗らないと快適な走行環境を維持出来ないバイク、逆にそうしておけば現代に於いても充分以上に楽しいバイク生活を送れるバイクです。

 車検証記載の排気量は980ccとあります。しかし、その排気音はまるで小さな耕運機の様な平和な世界観を示します。勇ましさや腹に響く底重音の様なものとは対極です。この辺りも非常に好ましいと思っている部分です。

 チョークを操作してエンジンを掛けるバイクなのですが、今はチョークを使わずとも、セル一発で静かにエンジン目覚めます。

 アタッシュケースに似たデザインのサイドバッグも両側に装着されているので、それにタンクバッグを付けて、リヤにもバッグを括り付ければ結構な量の荷物が運び込めます。既にそうした使い方を始めています。車で言う「足車」に近い使い方を今しています。

 それに「モノタロウ」のメニューにも1983年型BMW R100RS のタイヤや他の消耗品もUPされているのもOKです。

 又、こうした古いバイクでも修理を得意とした専門店も少なからず存在しています。それだけ裾野が広いんだと思います。

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この記事へのコメント

  • 便利屋

    BMWってバイクも4輪も優秀なんですね。
    職人の意識がしっかり受け継がれているんでしょうか。
    私は屋根仕事を35年やってますが、いまだにビビリが治りません(笑
    もう諦めちゃってます。
    2020年06月15日 08:48
  • 883

    便利屋さん

    えぇ!
    便利屋さんも仲間だったんですねぇ。
    あの怖さを共有出来る方が身近に居られて、何だかホッとしました。
    2020年06月16日 19:32